料理が苦手な私
1人っ子で、
母は料理を全てこなし、
家ではキッチンには
全く立たなかった私。
学校で【家庭科】により
家でも練習してきてください！
と宿題が出ても
母に相談すると、
結局、
横から手取り足取り（笑）
前にあったドラマの
【過保護のカホコ】バリに
過保護と言われても
仕方がないかも…
実際、
1人暮らしをしても
料理という料理はせず
友達と外食…
結婚しても
旦那さんが作ってくれる…
現実を知った
初めてぶち当たった壁
壁にぶち当たったのは、
長男が保育園の頃、
初めての【お弁当】
前日残った
お惣菜をお弁当箱に
詰める…
いや、
詰め込める（笑）
そのサイズに合わし、
手でフライ物をちぎり
詰め込む…
【キャラ弁】や
【デコ弁】なんて
言葉が流行った中、
びっくりする
行動だったと思います。
それを見た
保育士さん…
お迎えに行くと
ことごとく
【ダメ出し】
手でちぎってる事は
もちろんなのですが、
保育園児には大きすぎて
食べられず残す…
そう、
長男はお弁当を
たくさん残していました…
その頃は
まだまだ若かった私…
素直に受け入れられず
ショックを受けましたが、
今思い返すと
【苦笑い】…
本当に、
愛のある保育士さん…
意味のわからない
お弁当内容に
ちゃんと声を掛けて下さり…
長男くんの為にも、
これからもお弁当あるから
頑張ってね…
若い世間知らずの私を
殴りたいほどに、
申し訳ない現実でした。
続いて訪れた
料理する人のいない生活
お弁当に関しては
そこから少しずつですが
【改良】を
重ねてきましたが（笑）
ご飯は元旦那さんに
任せていたのもあり、
実際に本当に困るのは
離婚前後から、
本格的に困るのは
離婚後。
元旦那さんが
いなくなれば
料理する人は
わたしだけ。
嫌でも料理に
【向き合う】必要が
出てきました。
少しずつ…
少しずつ…
【既製品】も使いつつ、
【お惣菜】にも助けられつつ、
3食のご飯や
子供たちのお弁当に
立ち向かって
行きました。
【運動会】には
大きな大きな
お弁当箱いっぱいに
子供たちも
ちゃんと
【食べてくれる】
お弁当を作れるまでに
なってきました。
長男の
料理との出会い
そんな姿を
成長とともに
横目で見てきた
長男…
保育園では
【自主性】を重視し、
少しですが、
包丁の持ち方講習や
野菜を切ってみたり、
ホットプレートで
色々焼いてみたり…
料理に関して
わたしのように（笑）
【億劫にならない！】
そんな工夫が
ありました。
それと共に、
小学校では
【マイクッキング】という
【宿題】が出ました。
自分で料理を考えたり、
手伝ったり…
どんどん関わって行く…
そんな【宿題】です。
まずは、
お買い物へ一緒に行く！
次は、
包丁で野菜を切ってみる！
次は、
卵焼きにチャレンジ！
次は、
お米を炊いてみる！
次は、
お弁当の内容を考えてみる！
次は、
一品作ってみる！
そんな流れで、
長期休暇や遠足などの度に
同じ宿題が出て、
1つずつ、
その時の【めあて】を
自分で決めて、
こなしていく。
全て自分で…じゃなく、
1つずつ…1つずつ…
出来ることからで
大丈夫な【マイクッキング】
それが長男には
向いていたようで、
料理が
【得意】に
なっていきました。
お弁当を
自分1人で作れる長男！
料理が苦手、
いや嫌いな私は、
あの、
安全で簡単な
IHのコンロでさえ、
揚げ物の油の量と
コンロの温度を
めちゃくちゃして、
【火】を出した
意味のわからない経験もある
しょうもない私です。
料理に関しても
【既製品】や
【レトルト】や
【お惣菜】を
ばんばん使います。
そんな私を
横目で見てきた
長男。
うまい具合に
その簡単さを
自分のものにし、
料理って
簡単〜！！！！
お母さんがしてる料理なら、
俺にも簡単にできそう！！！
という考えからか、
どんどん伸びて行き、
【小学校低学年】のうちに
お弁当を【1人だけで】
作れるようになりました。
自分が子供の頃、
母に料理を相談し、
やってみようとすると
手取り足取り（笑）
教えてくれる姿勢に負け、
いっぱい言うんなら
もうしない！！！
と匙を投げた料理。
自分の子供には
しないでおこう！
長男には
ほとんど手をかけず…
いや手をかけられない
私の拙いスキルが（笑）
長男なりに
やりたいことを
【自由】にできて
良かったのか…
みるみる上達…
もしかしたら
反面教師ってやつ？
とか思いつつ、
長男の成長に
感謝です。
おだてると（笑）
晩御飯まで
作ってくれる
長男が
大好きです！！！
