浮気計画は
計画通り実行に終わる…
【浮気計画】は
残念ながら
計画通り…

これから
どうしたらいいのか…
【絶望】だった…
探る彼の車、
探る彼の態度…
離島へのフェリー時刻を
照らし合わせると、
【浮気計画】が
計画通りに
実行されたことは
【明らか】だった。
しかもしっかりと
【わたしに内緒】
だった事もあり、
彼にとって
この行動の一部始終は、
【後ろめたい事】
だと言うのも
理解した。
その後、
彼の車に乗った時、
・座席の位置
・ゴミ箱の空き缶の数
・離島フェリー券
・借りたDVD
このような
【証拠】まで
目の当たりになった。
身体がしんどく、
心が崩れていった。
それでも
【何事もなかった】ように
振る舞う彼。
そのうまさに、
あっけらかんと
していられるから
何もなかったのでは?
と感じてしまうほど。
でも【証拠】が
揃い過ぎている。
もしかしたら、
本当に、
先輩の家へ行き、
借りたDVDを
一緒に見ただけ
なのかもしれない。
【悪びれた】感じが
ないのかもしれない。
でも、
その場のことは
その場の2人にしか
知り得ない。
同じ屋根の下
男女が一夜を共にする
と言う事実は、
【一般的】に
考えたらおかしい。
そんなの
誰でも知っている。
わたしの行動とは?
どうにも
【消化しきれない】
想いが辛い。
私はとうとう
【度】を超えた。
Facebookで
【相手の女の子】に
直接メッセージを
送った。
私は◯◯くんの彼女です。
◯月◯日、彼が貴方の家へ
DVD借りて泊まったことを
知っています。
2人がどう過ごしたかは
誰にも知り得ませんが、
一人暮らしの女の子の家なのに
男の子を泊まりに来させるのは
そう言うことと
勘違いしても
仕方がないと思います。
私の存在を知っていたかは
知りませんが、
本当にショックでした。
想いが高ぶっており
詳細までは正直、
覚えてはいないのですが、
だいたいこんな
内容でした。
どうにもならない想いを
直接本人へ
ぶちまけたことで
私は少し楽に
なりました。
彼への対応…
何にも知らない彼。
浮気計画を知った日と
同じように
シャワーを浴びているうちに
携帯を見ようとすると、
彼宛の
【未読LINE】が
浮気相手の女の子から
届いていました。
度を超えていた私、
後先考えず、
開きました。
◯◯くんの彼女とか
言ってる人から
Facebookに
文句のメールが
来たんだけど?(笑)
そんな感じでした。
読んだ瞬間、
私が押したのは
【削除ボタン】…
もう二度と
見たくない!
それが正直な
気持ちでした。
削除後、
彼に対して
どうしたらいいのか?
考えていると、
Facebookに
浮気相手から
私に宛てて
返事が来ました。
そうだったんですね。
来ていたのは事実です。
でも、見ず知らずの
貴方からではなく、
彼から聞きたかったです。
そんなことに
巻き込まれたくないので
彼には連絡はとりません。
安心してください。
そんな内容でした。
それを読んで
正直に言うと、
ひとまず
【安心】した私。
もう関係は
続かないはず。
ならば、
私と彼の問題を
考えるべきだ。
彼に全てを
打ち明ける…
シャワーから出た彼に
全て【一部始終】を
打ち明けました。
嫌な予感がした時点で
携帯を盗み見て、
浮気計画を知っており、
でも信じたいから
言えなかった。
すがる想いで
嘘はつかないでほしいと
色々聞いたけど、
結局嘘だった真実。
証拠の数々が
現実にあること。
相手にFacebookで
連絡をして返事を
もらったこと。
相手から彼宛の
Facebookがらみの
メールを削除したこと
全てを
打ち明けた。
彼は驚き、
見たこともないような
表情だった。
そして
【怒った】。
そもそも
人の携帯を
盗み見るって
どういうこと?しかも相手は
俺の先輩だぞ?先輩に迷惑かけて
どうしたらいいん?世の中狭いんだから
今後に響くかも
しれないとか
考えないのか?
彼に【責められ】、
でも
【しょうがない】としか
思えなかった。
携帯も見たし、
メールも消したし、
見ず知らずの相手に
連絡をした。
【私が悪い】と…
怒り狂う彼は
その状態のまま
荷物をまとめて
出ていった。
その後も
私は【謝り】続けた。
実際それが
浮気だったのかは
いまだにわからない。
真相は
彼と相手しか
知らないから。
でも、
謝り続けた私は
許された。
生まれて初めて
【浮気を許した】
瞬間だった。