好きなもの

MyFavorite!私立探偵 濱マイク12

カラスとともに
消え去った第11話より…

マイクの古い友人、
【カラス】
黒い羽根で羽ばたくとともに
闇を持って行った様な
第11話より…

MyFavorite!私立探偵 濱マイク11神様とのやりとり、 許されざる者の葛藤の10話から… 【浅野忠信】演じる ユキオの葛藤が 凄まじく世知辛い 第10話から… ...

とうとう最終話、
続きがきっとある、
マイクが終わるなんて
考えられないと
悔やみに悔やんだ…

そんな
第12話を
振り返ります…

12 監督:利重剛 『ビターズエンド』

15年ぶりに現れた
破天荒っぷりが
危なっかしいB役の
【SION】

当時学生だった
私からすると
あの【しゃがれ声】

【悪い大人】
助長した…

【最終話】
こんなにも切なく、
厳しいものなのか…

一気に現実に
戻された虚無感を
今でも忘れない…

出演者・スタッフ

Guest
・SION
・濱田マリ
・川越美和
・塩見三省
・桐谷健太
・尾藤イサオ 他

STAFF
監督・脚本:利重剛
脚本:萩生田浩治
撮影:小倉和彦
照明:小山田智
録音:菊池信之
コンセプチュアルデザイン:種田陽平
美術:井上心平
音楽:今野登茂子

あくまで、最後まで、諦めないで
…to the bitter end

人の絆と脆さ…

確かに最終回、
【人】
に当たった
スポットライトが

凄くきつく
感じた回だった。

少年院時代、
マイクとBは
【同じ場所】にいた。

大事な家族である
【妹】がいる事も
2人共通だった…

目にする光景、
全て同じ【目線】だった。

そんな2人が
いつの間にか、

この現実世界こと
【シャバ】に降り立ち
はぐれてしまっていた
と言う現実…

それを知るには
【死】が無いと
ダメだったのか…

遣る瀬無い想いと
最終話である現実を
一気にズンと
受け止めるための
第12話。

『けじめ』にこだわる
Bがわからなかった…

まだまだ
子どもだった当時、

『けじめ』にこだわる
Bの想いが
なかなか難しかった…

Bは人としての
【最期】
何処と無く感じ取り、

その強い想いが
『けじめ』と言う言葉と共に
進んでいたのかも
しれない…

でも私にとって
【最期】は本当に
あっけなかった…

この【虚無感】
サイレンの様に
鳴り響く、歌。

いや、
B役の【SION】
想いのこもった【歌声】

大人過ぎて、
当時の私には
難しかった…

卓球場の抜け感が
心地よく…

そんなむずかしさもある
最終話の中で、

【抜け感】としての
場所の感覚が
凄く心地良かったのが
【卓球場】

卓球場の主人役は
【尾藤イサオ】

また【しゃがれ声】
だったのだ。

でもこの世の
【陰と陽】
丸く軽いピンポンでの
勝負に重ね、

1つの『けじめ』である
【勝負事】の出来る
【合法】な場所…

それが【尾藤イサオ】演じる
主人が切りもりする
【卓球場】だと
解釈している。

最終話だと分かっていても
理解はしたくなかった、そんなあの頃。

最終話である12話も
どんどん進み、

CMを挟む度に
感じる【焦り】

こんなにかっこよく、
ズンと【粋】を感じる
ドラマが無い生活なんて…

学生時代の
女子から見たドラマの
【存在意義】
重要さを
感じた瞬間。

【to the bitter end】
人生のうち、
何にでも【終わり】
が来てしまう現実。

【想い出】になる事が
嫌だと思ったのが
現状だった。

でも【想い出】
となった今…

久しぶりにEGO-WRAPPINの
『くちばしにチェリー』を聴き、

懐かしいとコメントする
同世代のいる現実。

それもまた、
明るく感じる。

【想い出】
嫌なことではなく
明るいことなのかも
しれない。

いつまでも、
【濱マイク】
色褪せない
わたしのHEROです。


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