写真

瀬戸芸2019〜大島③〜

衝撃的な過去を持つ島、
『こえび隊ガイド』で学べる大島。

ありがたい
【こえび隊ガイド】
沢山の情報を得て、

大島の事を学び、
【衝撃的な】思いを重ね…

瀬戸芸2019〜大島②〜『案ずるより産むが易し?』 行ってみるべき大島へ… なんだか、 閉ざされたイメージだったのに、 いざ到着すると クリーンで...

ここからは
ガイドも終わり、

【アート鑑賞】
自由時間、
自由散策の
スタートです!

まずは腹ごしらえ?
『売店』がありがたい♪

今回向かったのは
平日だったのも有り、

アート作品の鑑賞場所、
【カフェ シヨル】
アート鑑賞のみで

【カフェはお休み】
残念だった…

我が家の家族は
お昼ご飯がまだで
子どもたちは
暑さにぐったり…

島の方も使う
【売店】があり、

そちらは
瀬戸芸でやってきた
私たちにも
優しかった♪

店内でお弁当や
カレーライス、

お惣菜やお菓子、
ケーキなどを
【イートイン】
することができた。

昔ながらの
【田舎の売店】として
日用品なども
置いており、

とっても
趣があった…

そう、
【レトロ街好き】には
案外たまらない
空間かもしれない♪

他には飲食店は無く、
【自動販売機】
そこのみなので、

とってもありがたく
使わせていただいた♪

アート作品を散策!
盛りだくさんの内容!!!

ここからは
待ちに待った
【アート散策】

まず向かったのが
【青空水族館】

▼入り口入ってすぐの
【人魚】
ハットさせられた。

▼レトロな住宅の
一部屋ずつが
アート作品となり…

▼穴を覗くタイプの
アート作品もあり、
子どもも楽しめた♪

▼そして現れた
大きな【魚】
素材はゴミで
出来ている…

印象的だったのが、

どうして私を
捨てたの〜?

と喋ること…

▼是非とも
確認いただきたい…
喋る魚
そう【ゴミ】で出来ているから
そのセリフだと言うことは
容易に分かった。

しかし、
この作品を出て
気づいてしまった…

療養のために入れば
出ることのできない島。

島に入れられた事を
【捨てられた】
感じていた入所者も
いたと言う現実…

言葉は悪いが
【ゴミ扱い】

カラフルなアートだが
やはり【衝撃的】だった…

▼また同じ形の
カラフルな住居へ…

▼ダンボールの車が見え
ハッピーな感じがしたのに…

▼すぐに予想は
裏切られた…


▼やはり衝撃的…



▼これは石碑の説明で
グッときたところの事だった…


▼人として
扱ってもらえない…


▼悲しみが怒りとなる。



こんな事が
あっていいのか…

しかしそれが
現実だと言う
衝撃的な内容。

リアルなのに
リアリティの無い感じ。

それが
カラフルなアートと
相まって、

更に見る人を
惹きつける…

そして、
次の住居も
同じ長屋…

▼入居者さんの中で
写真を撮り続けた方。

▼どんどん
病状が悪化しても
撮り続けた写真たちが
部屋のあちらこちらに…


▼青い部屋が物語る
閉ざされた場所…




▼一角には
白い部屋があった…

そしてまた
同じ長屋で
次の作品を…

長屋の真ん中が抜け、
建物の骨組みが
あらわになり、

▼その中に
大事そうに
鎮座する【船】

入所者には
船を持つ権利は
与えられなかった。

しかしある時代から
魚釣りをしたり、
近くの無人島へ行く為に

【船をもつ権利】
与えられたと言う。

船で出掛ける時だけは
病気のことを
忘れることが出来た方も
いらしゃったとのこと。

だからこそ、
長屋の中央に
【大事そうに】
鎮座しているのかも
しれない…

▼そして外には
【解剖台】が…

療養のため、
島に入るとすぐに
書かされたのが、

【解剖届け】
だったと言う…

療養のために来たのに
死後のことを
彷彿とさせる…

この【解剖台】
入所者の方には
【辛い歴史】
思い出させるものなので

一度、
海に破棄されており、

その為、
【貝】の跡が
見られる。

辛い想いを
思い出すからと

解剖台を
海から引き上げる事は
良いことでは
無かったが、

瀬戸芸で来る人に
歴史の重い部分を
伝えるには
充分すぎる…

次ももちろん
同じ長屋…

▼中央に画面がある、
実は裏にも
画面がある…

これは、
入所者の方の中には

【逃げ出す】為に
海を渡ろうとした
記憶のアートである。

大島から逃げて
1番近い陸地である
庵治へ…

簡単な道のりでは
決して無いことを
映像が物語る…

海を越えて
逃げのびようとする
その様子…

私には
北朝鮮からの
【脱北者】
彷彿とさせた…

そしてその奥の部屋、
何やら【モンゴル】の事を
書いてある…

【ハンセン病】を発症したが
目で見て分からないので、

同じく死ぬのなら
戦争に出て死のうと
出兵した方の話。

そんな想いで
出兵したが
死ぬことはなく
モンゴルで生き延びる。

しかし
【ハンセン病】だと
気づかれてしまう。

【ただ1人だけの】
隔離生活…

▼壮絶な想いを
綴った本の
朗読のアート…

▼モンゴル現地での朗読に
心がキリキリした…

ここまでが
同じ形の建物…

長屋の住居の
【アートエリア】だ。

実際に住んでいた
長屋の状態と共に、

アートにより、
当時の療養者の方の
想いを学ぶことが
出来た…

とても
厳しく…
重く…
辛く…

口に出すことすら
ためらってしまうような
衝撃的な内容…

しかし、
知るべきだと
思ったし、

瀬戸芸により、
知ることが出来て
有り難いと思う。

この長屋群の奥、
山の上には、
【リングワンデルング】
と言う作品がある。

山自体が作品なので
【入山届け】を出して
挑むアートだ…

【リングワンデルング】とは、
登山用語で、

道に迷い彷徨う様子を
表すものだと言う…

実際に
文字通り、
体感できる。

一言で言うと、

まはろん
まはろん
怖かった…


しかしそれは、
こえび隊ガイドで学び、
アート散策で学び…

大島の過去を
知ることで
より怖く感じる。

このアートは、
私1人だと
心折れてしまって
いたと思う…

家族と共に
体験することで
無事帰って来れた。

家族や友人、
是非、誰かと、
体感してほしい…

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